裏パト美物語①

こんばんは。
OLの裏　パト美です。

（え？😂笑どこかで聞いたことある名前😂
まぁ気のせいでしょう😂）

私、パト美の日常は自宅と職場の往復。

朝は７時にセットした目覚ましを一応鳴らし、切ってから１５分布団の中でぬくぬくするのが幸せ。

賞味期限が切れているか切れかけの納豆ご飯と３回に１回はなぜか砂抜きを忘れてしまうしじみの味噌汁が朝食。

通勤電車に揺られながら◯ゲたおじさんの頭皮の産毛を数えて、

午前中はとりあえずデスクに座り時間が過ぎるのを待つ日々。

昼はランチに出ていく若手社員を横目に、昨日の夜の残り物を詰めた弁当箱を開く。

今日のメニューは、

昨日の夜の失敗した酢豚がお目見え。
パイナップルの代わりにみかんの缶詰入れちゃったんだよな〜。

コーヒーブレイクしている若手社員を横目に、

『ほら、私意識高い系だから？』と言わんばかりに白湯の入ったタンブラー、ではなく昭和感満載の渋茶の入った水筒を出して来て啜る日々。

定時までとりあえずデスクに座り、
デートでもあるかを装って急いでいる様子を見せて退勤。

休日は家に閉じこもり、誰と話すこともないから休み明けは声出しのウォーミングアップが必要だ。

あっ、休みの日声を出していたわ。

『hey,siri』

こんな生活一体いつまで続くの？

地元の友人はどんどん子供を生んでいき、
入社同期はどんどん寿退社していく。

今の生活は気に入っているけど、この生活がこの先も続くのではないかと思うとゾッとする。

孤独死してしまうのではないか？という不安に苛まれる。

が、今すぐどうにかしようという気もない。

ただ少しの変化を味わいたいなと思っていたタイミングで、１年ぶりに友人から連絡が来た。

『久しぶり〜！◯◯ちゃんが結婚したみたいよ』

とりあえず返事するか、

『そうなんだ〜おめでたいね〜！
てかさ、突然すぎる突然なんだけど、再来月韓国行かない？』

フットワークが軽い友人だったので思い切って切り出してみた。

独身アラサーOL 裏パト美、
韓国へ行くってよ編はまた次回。

ありきたりな日常から抜け出したいあなたに送る物語です。

ではまた。